大洗キャンプ場(茨城県東茨城郡大洗町)

11月3~4にかけ、大洗キャンプ場にて一泊してきた。

大洗と言えば、アニメ「ガールズ&パンツァー」の里としてもはやお馴染みの感がある。
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鹿島臨海鉄道大洗駅に着いた時点であんこうチームはじめ大洗女子の面子がお出迎えである。大洗町の方々も放映開始以来の巡礼者歓迎ムードで、大変に温かく迎えてくださった。到着当日は町でイベントが催されており、まずはそこで現地のものをいただいて昼食とする。蒸し牡蠣としらす丼、かに汁をいただく。そして先日書いた深川めしの材料として使うべく「あさりのしぐれ煮」を1パック入手。

深川めし - 人生戦闘詳報RX

現地の食材によるしぐれ煮があるのならば、持っていったあさり水煮缶詰めでしぐれ煮を作っている場合ではない。

その後はふらふらと現地を観光しながらキャンプ場へ。

こんな名所や、
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こんな戦車返却場所(劇場版)などを越え、
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キャンプ場到着。

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大洗キャンプ場はテント泊大人1泊1300円、車やバイク使用の場合、駐車料金が別途かかる。直火は禁止で要焚火台、松材の薪がひと束で500円。

今回はソロキャンプではなく友人たちと計3名での宿泊だが、装備は各自が持ち寄るというスタイル。


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いつもは写さないDUNLOP VS20の後ろ姿。

各自のテントのほか、いずれ試すタープ泊の予行演習的に陸自迷彩ポンチョタープを簡易テントとして張り、薪の雨避けとして使用するテストを行った。また、今回は冬用に導入したシュラフ、mont-bellダウンハガー900#1を投入。これが実に正解だった。

 

設営後、食事が全て大洗の町での外食になりそうな方向に流れかけたので、そこは物言いを付ける形になった。我々は大洗に単なる観光で来たのではなく、大洗に「キャンプをしに来た」のだと。これは自身に定めたキャンプのルールなのだけども、

"設営から撤収までの間、原則外食はしない"

現地付近で食材の調達はしても、食事はたとえインスタントでもコンビニ弁当であっても「自身のサイトにおいて」行う。外食は設営までか、撤収後に限定する。他に自サイトで行うようなよりプライオリティの高い活動があるなら別だが、そうでない場合自サイトが「ただ寝る場所」になってしまいかねない。それではキャンプとして来た意味が薄れてしまう。

…ということで、市場で食材を調達する方向に。

市場にて、自分はかにグラタンを、メンバーが牡蠣と帆立を購入。昼間のあさりの時雨煮とあわせ、

 

あさりの時雨煮は深川めし

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牡蠣と帆立は焼き網の上で焼くことに

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こんな感じで夕食は現地の食材を美味しくいただくことができた。

キャンプ場は22時消灯なので、残りの薪を燃やし尽くし水で消火、完全な消火を確認の上就寝。

 

翌朝は6時ぐらいに起床。この時点の気温は8℃。シュラフとしてダウンハガー900#1を持っていって正解だった。コンフォート温度が-4℃なので、この冬各地の野営に活躍してもらおうと思っている。

 

銘々が起床後朝食を採り撤収準備。チェックアウトは10時。キャンプ場近くのローソンでソーセージとコンソメのみを調達し、持っていった食材を使ってキャンティーンカップで作ったアイントプフを朝食とした。

 

その後は一先ず鹿島臨海鉄道大洗駅に向かい、大荷物の類をコインロッカーに収納の上「ゆっくら健康館」にて入浴。こちらキャンプ場の領収書提示で割引を受けられるので、大洗でキャンプの折にはぜひ利用したい。

入浴後、同施設内の食堂「ゆっくら亭」にて昼食。海鮮丼としらすおろしをいただく。

 

帰りは鹿島臨海鉄道大洗鹿島線にて水戸まで移動。水戸からは品川までの特急ひたちに乗り、首都圏へ。面子の降車駅が上野、東京、品川と見事に異なるため、終点品川までの自分は車内で他の2名を見送ることに。

 

キャンプ場について

大洗キャンプ場はテントサイトが非常に広く、大型テントのグループやファミリーのキャンパーが多かった印象。また、バイクツーリングのキャンパーも多い。

 

スーパー、コンビニ等が歩いてすぐの場所にある上、市場で新鮮な魚介も手に入るので、食材調達には困らない。同時に外食スポットも多いため、気を抜くとキャンプ場が寝るだけの場所になってしまいかねない「便利すぎるキャンプ場」だ。それは悪いことではないが、「サバイバル性」を求める向きには物足りなく感じるかもしれない。なので、何らかのルールを己に課してキャンプに臨むのが良いと思われる。

 

先日購入したセロー250の納車日一週間前の日程であったため自分達は鉄道キャンパーであったわけだが、次はぜひセローで来たいものだ。