7/17 手記の写し

5:41
今日は本州に帰る日。四国も九州も旅した身から、北海道と四国や九州の最大の違いを述べるとしたら、

本州と橋で結ばれていない

ことに尽きる。これは車やバイクなどの時刻表にしばられない移動手段による往来ができない、ということだ。車やバイクで行くとしても、必ずフェリーという時刻表のある存在に頼らねばならない。そこが、予約もなしに好きなタイミングで行って帰ってこられる橋で結ばれた四国や九州との違い。

それ由に、本州の人間にとって北海道は神秘性を帯び、憧れを増す。

青函トンネルも通れるのは鉄道のみで車は通れない。当然バイクもだ。海底車道トンネルのアイデアは当然あっただろうが、津軽海峡に作るのは困難と聞いたことがある。

北海道の神秘性は当面ゆらぎそうにない。

13:06
11:50頃、小樽のフェリーターミナル到着。乗船手続を済ませ、現在時間待ち。二輪は15:15ぐらいから乗船開始予定とのことで、それまでには待機列に並ぶことになる。

15:30
乗船完了。明日の朝には新潟だ。

17:09
新潟行きフェリーは定刻よりわずかに早く、16:59に出港。誤差の範囲だし、問題ない。

売店で新潟限定ビール「風味爽快ニシテ」というのが売られていた。サッポロビールか出しているようだ。明日まで運転しないので買って飲んでみた。あっさり系で結構うまい。

17:30
通信の途絶を確認。

17:59
レストランが開いたので食事。道産牛ロースステーキを注文。通信が途絶して思うが、こうやって物理ノートにも記録を残すようにして良かったと思う。

実はフェリーに乗ってから気付いたが、財布の中の現金が少々心許ない。コンビニでおろしてから来れば良かった。まあカード決済ができるなら問題ない。

18:21
食事代はカード決済できた。これで餓えずに済む。

19:56
新日本海フェリー、船内Wi-Fiが使える。ただ、

  • 1日5回
  • 1回30分

という制約つきなので、トータル2時間30分しか使えない。まあ通信環境的にきびしいのはわかる。

20:30
船内サービス、つまりレストランをはじめ、カフェ、売店など、おおよそ全てカード決済が使えて助かった。ただ、出遅れてケーキが食べられなかったのは残念。

出港から3時間30分が経つが、航路的にはまだ渡島半島の南端にも達していない。北海道の大きさはやはり特別だ。

20:54
昨年2月に四国・九州を旅した時、全ての宿泊がホテル泊だった。宿泊費もその分高くついたと思われる。今回の北海道+αの旅はキャンプ泊が多く、そのうちいくつかは無料キャンプ場だったので、結構安くいけたのではないかという気がする。

通信が途絶していると他にやる事もなく、手記に色々と書いてしまう。それはそれで良いのだけども。