7/1~7/20に渡って掲載した「7/n 手記の写し」記事は、同期間において青森→北海道→新潟と旅をしながら物理的にしたためた手記からテキストを起こし、その文面を投稿したもの。
こんなノートに
こんな感じで手書きの記録を残しながら旅をしていた。
7/1~7/20に渡って掲載した「7/n 手記の写し」記事は、同期間において青森→北海道→新潟と旅をしながら物理的にしたためた手記からテキストを起こし、その文面を投稿したもの。
こんなノートに
こんな感じで手書きの記録を残しながら旅をしていた。
7:18
6時台に起床後パッキング作業後、7時をまわるので朝食をいただいてきた。
東横INN新潟古町の朝食は、とかち・帯広で食べたのと同様のおにぎりスタイルだった。今後東横INNの朝食で増えていくのではないかと思われる。
18:13
東京到着。自宅に戻る前にひよこ家さんに寄ってみる。旅の途中も主に帯広周辺について情報提供をいただいたお店である。
ここで涼みつつ夕食をとってから帰ろうと思う。
7:30
フェリーでの一夜が明け、先程朝食をいただいてきた。予定では9:15に到着なのでもう2時間もない。下船の準備を始める。
17:27
フェリー下船後、新潟のスポットとして新発田城趾に向かう。残されている部分は少ないが、地元の方が大事にしているのが良くわかる。現地に行ってすぐ地元の方が話しかけて下さり、説明もしていただけた。見学のポイントがわかりやすくまとめられたフライヤーも用意されていた。きっとこの地に住まう方々のアイデンティティを成しているのだろう。そういうものこそ、旅をしていて最も感じたいものだ。
19:48
明日になれば一路東京に帰ることになる。長かった旅も間もなく終わる。新潟についてはもう少し調べた上で充分な時間を確保して再び来るべきだろう。
5:41
今日は本州に帰る日。四国も九州も旅した身から、北海道と四国や九州の最大の違いを述べるとしたら、
本州と橋で結ばれていない
ことに尽きる。これは車やバイクなどの時刻表にしばられない移動手段による往来ができない、ということだ。車やバイクで行くとしても、必ずフェリーという時刻表のある存在に頼らねばならない。そこが、予約もなしに好きなタイミングで行って帰ってこられる橋で結ばれた四国や九州との違い。
それ由に、本州の人間にとって北海道は神秘性を帯び、憧れを増す。
青函トンネルも通れるのは鉄道のみで車は通れない。当然バイクもだ。海底車道トンネルのアイデアは当然あっただろうが、津軽海峡に作るのは困難と聞いたことがある。
北海道の神秘性は当面ゆらぎそうにない。
13:06
11:50頃、小樽のフェリーターミナル到着。乗船手続を済ませ、現在時間待ち。二輪は15:15ぐらいから乗船開始予定とのことで、それまでには待機列に並ぶことになる。
15:30
乗船完了。明日の朝には新潟だ。
17:09
新潟行きフェリーは定刻よりわずかに早く、16:59に出港。誤差の範囲だし、問題ない。
売店で新潟限定ビール「風味爽快ニシテ」というのが売られていた。サッポロビールか出しているようだ。明日まで運転しないので買って飲んでみた。あっさり系で結構うまい。
17:30
通信の途絶を確認。
17:59
レストランが開いたので食事。道産牛ロースステーキを注文。通信が途絶して思うが、こうやって物理ノートにも記録を残すようにして良かったと思う。
実はフェリーに乗ってから気付いたが、財布の中の現金が少々心許ない。コンビニでおろしてから来れば良かった。まあカード決済ができるなら問題ない。
18:21
食事代はカード決済できた。これで餓えずに済む。
19:56
新日本海フェリー、船内Wi-Fiが使える。ただ、
という制約つきなので、トータル2時間30分しか使えない。まあ通信環境的にきびしいのはわかる。
20:30
船内サービス、つまりレストランをはじめ、カフェ、売店など、おおよそ全てカード決済が使えて助かった。ただ、出遅れてケーキが食べられなかったのは残念。
出港から3時間30分が経つが、航路的にはまだ渡島半島の南端にも達していない。北海道の大きさはやはり特別だ。
20:54
昨年2月に四国・九州を旅した時、全ての宿泊がホテル泊だった。宿泊費もその分高くついたと思われる。今回の北海道+αの旅はキャンプ泊が多く、そのうちいくつかは無料キャンプ場だったので、結構安くいけたのではないかという気がする。
通信が途絶していると他にやる事もなく、手記に色々と書いてしまう。それはそれで良いのだけども。
21:31
朝、撤収作業中気付いたのだが、百人浜オートキャンプ場のゴミ捨て場、「発砲スチロール」と書かれていた。撃たれそう。正しくは「発泡スチロール」よな。
撤収後、まずは襟裳岬へ。
雄大な地形の岩壁で、こんな地形がこの世にあるのだなぁと。半ばファンタジーイラストのようだったが、これはリアル世界なのだと。
その後は苫小牧に向かう。途中休憩に入ったセイコーマートにて、板橋区から来たというライダー氏と会話。その方も18日のフェリーで帰るという。
北海道の短い夏を駆け回り過ごすというのはある意味大変な贅沢のような気がした。
苫小牧のスマイルホテルに着いたがチェックイン受付がまだ始まっていなかったので、最後のホクレンフラッグを手に入れることにした。
最も近かった取扱店はホクレン千歳セルフSS。約48分で行けるというので、即移動。
最後に1つ残っていた黄色のフラッグとステッカーを無事入手。戻ってきた頃にはチェックイン受付が始まっていたので、その後は無事泊まることができた。
明日は小樽から新潟行きフェリーに乗るので、今夜が北海道で過ごす最後の夜となる。
自分への土産として やきそば弁当 ぐらい買っていこうか。
※追記 「最後に1つ残っていた」というのは「自分が4つのうち最後の一つとして手に入れていなかった」という意味で、お店に残りがなかったわけではない。
6:49
何事にも終わりはある。この北海道の旅も終わりが見えてきた。行っていない場所もあるが、旅には「やり残し」が必要だ。それが「次に再び訪れる時」への希望になる。
本州に戻るまでの予定を以下のように確定。
本日 15日 帯広→襟裳町
16日 襟裳町→苫小牧
17日 苫小牧→小樽→新日本海フェリー
18日 新日本海フェリー→新潟
19日 新潟→東京
黄色のホクレンフラッグについては苫小牧で入手できると思う。フェリーと宿については手配済み。
7:40
そういえば、東横INNとかち・帯広駅前の朝食は他店と少し違って、おにぎり尽くしだった。1Fで食べるも良し、部屋に持ち込んで食べるも良しで、良いアイデアだと思った。
13:08
本日の宿 襟裳の百人浜オートキャンプ場到着、受付および設営完了。
フリーサイト一泊で310円という。その安さで綺麗に手入れの行き届いた芝生サイトが使える。実に良いキャンプ場。
ただ、ここまで来る途中の道。7月も半ばだというのに、トンネル内が異常に寒い。
18:24
キャンプ場受付で扱っている「えりも短角牛」のウデ肉、焚火+ミニロースターで焼くと非常に美味しい。おみやげに買いたいが、鮮度を保ったまま持ち帰るのは難しい。断念。
19:08
そういえば、北海道に来てからのキャンプで初めて焚火をやった。ここまでのキャンプでは寝床を確保することが目的であったので、焚き火をする余裕はなかったと言える。
今日は何となく早く着いてしまったのでやってみたくなったのだ。いつものレジャーキャンプのように。