続・煙草の話

昨日に引き続き煙草の話。


飲食店での喫煙がそもそも常識に反することは昨日書いたが、「常識であること」以上に深刻な理由がある。


それは「お店の従業員の健康」。

お客である我々は、多くの場合自分の食事が済んだらほどなくして店を出る。しかし、従業員の方々は勤務時間中ずっとお店の中で働いているわけであり、その間ずっと入れ替わり立ち代わり訪れる客の中にいる喫煙者の出す有害物質を含んだ副流煙を吸わされるわけで、その曝露時間は客である我々より長く、影響もより大きいと考えられる。


例えばあなたが喫煙者で、行きつけのお店があり、その店には顔馴染みの店員さんがいるとしよう。その店員さんは、あなたが吸った煙草からだけでなく、勤務時間中に入ったお客が吸った全ての煙草から出た副流煙に晒され、健康を蝕まれていると考えられる。