東京高裁、喫煙患者側の控訴を棄却

[毎日新聞]たばこ訴訟:「喫煙」患者側の控訴を棄却 東京高裁
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050623k0000m040037000c.html


まぁ、判決については当然だとしても、

患者側は「たばこの有害性を十分知らされず発病した」と主張。

…あのなぁ、今の時代これだけ各所で言われているのに、「煙草の有害性を十分知らされず」なんてタワゴトが通用するか。自分のケツも自分で拭けないような阿呆が煙草なんか吸うんじゃねぇ。


# ちなみに俺は自己の責任において過去から未来にわたり一生吸わないことを決めている。


それから勘違いしないように解説。

「喫煙で肺がんなどになるリスクが増加するとの原告側主張は疫学上の推計値で、原告個人の病気と喫煙との因果関係を直ちに肯定するものではない」と指摘

これは患者個人のケースについて「因果関係を直ちに肯定するものではない」と述べているのであって、全体としての「喫煙で肺がんなどになるリスクが増加する」ことを否定するものではないことに注意。

「疫学上の推計値」として、「喫煙で肺がんなどになるリスクが増加する」という点については裁判所もしっかり認めている。

なので、

有害性や喫煙と病気との因果関係が明確に認定されているのに全否定する判決だ。

という伊佐山芳郎・弁護団長の言は的はずれだと思うんだが。日本語ちゃんと理解できてるのか、この人?


いずれにせよ、そういうリスクを自分で負うつもりがなく、「もし病気になっても誰かが何とかしてくれる」と考えているような奴は最初から煙草なんざ吸うな。今の時代リスクを知らない筈がない。


自分の身体は当然のことながら一生付き合うことになるわけだから、それを危険に晒すならば相応の覚悟をもち、なおかつ他者にその累が及ぶことの無いようにするのは当然のこと。この患者連中の態度は論外。