有害物質 DHMO

化学物質DHMO - Dihydrogen Monoxide(ジハイドロジェン・モノキサイド)。
無色に近い無味、無臭の水酸の一種で、窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)などと同様、酸化物の一種である。

この化学物質は毎年多数の死者を出しており、日本でも夏になると、DHMOが直接の死因となって死亡する人が増加することが知られている。

最悪の有毒物質?

上記資料だけではなんなので、別の資料からもその危険性を引用してみよう。

既にDHMOを弾体の代りとする銃は実用化されており、製造が比較的簡単で安価なため、多くの国では未成年者、場合によっては児童にさえ入手可能である。また、これを大型化して車載したものも開発されており、1970年代頃までは日本においても反政府デモの制圧などに使用されていた。

私も子供だった頃、DHMOを弾体とする拳銃を手にしたことがある。世界でもガンコントロールが極めて厳しいといわれる日本国内においてすら、小学生以下の子供が容易に入手できるという事実は戦慄すら覚える。

DHMOは依存症を発症させやすい。発症すると毎日少なくとも2リットルは摂取しなければならなくなる。代表的な禁断症状として、猛烈な喉の渇きを訴える例が多く、さらに進むと幻覚を見るようになる。放置すると遅かれ早かれ死亡する。その確率は100%である。WHO(世界保健機構)の推計によれば潜在的な患者数は63億人になり、今後とも増加傾向にある。

誤解や差別を恐れず白状するが、私もDHMO依存であり、DHMO無しでは生きられない身体だ。しかもこの依存症についての決定的な治療方法は一切存在しない。また、DHMO依存の母親から生まれる子供が、同様にDHMO依存である確率は統計的に100%であることが知られている。何の罪も無い子供が、DHMO依存の状態で生まれてくるのである。


さらにロケット技術者の間では、特定のロケット燃料と酸化剤の組み合わせによって、燃焼時に大量のDHMOが発生することは周知の事実であるという。現在日本で主力打ち上げロケットとして使用されている H-IIAロケットも例外ではない。一段目の LE-7A エンジンおよび、二段目の LE-5B エンジンに使用される燃料と酸化剤がこれにあたり、打ち上げ時には燃焼時の化学反応で生じた大量のDHMOが大気中に撒き散らされることになる。


これほどまでにDHMOが蔓延している現実とは裏腹に2006年2月現在、DHMOの使用を法的に禁止している国や地域は一つも無い。


…とか書いてみたが、まさか、DHMOが何のことなのかわからん人は俺の知り合いにはおらんよな? ちなみに一切ウソはついておらんぞw


まぁ、常識的には人畜無害どころか生命活動に必須の物質であっても、普段馴染みの無い呼び方をした上で「化学物質」という言葉のもと、難解な言い回しと、特定の極端な側面をネガティブな印象を与える語り口で説明すれば、さながら環境に悪影響を与える有害物質のような印象を与えてしまえるということだな。

言っとくが我々の身の回りに「化学物質」ではない「物質」などないぞw


【参考】
DHMO - Wikipedia
DHMO (Dihydrogen Monoxide) に反対しよう