ソフトウェア開発を行う身としてはもはや当たり前の cvs。
最近では subversion などにその座を奪われつつあるが、まだまだ健在だ。
しかし、冷静に考えると今まで Windows 上の実装である WinCVS をまともに使ったことがなかったり、あっても忘れていたり古いバージョンの知識だったりする。unice 上や Cygwin上でなら普通に使ってるんだけどな。
そんなわけで、ちょいと仕事で必要になったんで使い始めてみたんだが…
やっぱり引っかかったよ。
ssh を使って repository 叩くときの CVSROOTの設定。unice では
export CVSROOT=':ext:username@hostname:/directory'
export CVS_RSH='ssh'(※bashの例)
のように repository を指定していたので、WinCVS でも同じだと思っていたんだが、Windowsでは独立実装の使いやすいssh client (OpenSSHなど)がポピュラーじゃないため、WinCVSのバックエンドで動くcvsnt.exe パッケージ自体が ssh client の実装を持っていて、
set CVSROOT=":ssh:username@hostname:/directory"
のように指定するんだそうな。
いつものことながらWindowsらしさ爆発の紛らわしさだ。