PCゲームのペリフェラル

…思うに、デスクトップ機ではマウス主体になるが、ノート機ではキーボード主体になるよな。


ある条件下(ゲーム性)においてはマウスというポインティングデバイスの操作性がキーボードを上回るのに対し、同じ条件下においてノートPCのポインティングデバイスの操作性はキーボードに及んでいない、ということになる。

まぁ、マウスの場合は「移動」を行うのが「腕」、「指示」を行うのは「指」というように、挙動を担当するユーザの身体部位が分かれているのに対し、タッチパッドは「移動」も「指示」も「指」で行うのがいかんよな。

あとは多くの場合、タッチパッドは位置的にキーボード手前の中央に置かれている。この位置はキータイプを行う際には邪魔にならなくてよいのだが、ポインティングデバイスを使うときの位置としてはすこぶる扱いにくい。キーボード手前右にあれば多少は使いやすくなるのだろうが、そうすると今度はキータイプの邪魔になってしまう。*1


そんなわけで、ノート機を使う際にはどうしてもポインティングデバイスの操作を敬遠してしまいがちになる。外付けでUSBマウスでも使えば問題ないんだが、それとていつでも使えるわけではない。


キーボードとポインティングデバイスの両方で操作できるようにしておくというのは重要…なんだが、時として大事な操作がどちらか一方でしか出来ないようになっているものがある。挙句そういうものを自分でメンテナンスせにゃならなくなった日には…

*1:その意味では Libretto 60あたりのポインティングデバイスは秀逸だったな。同じ「指」ではあるが、移動を「親指」、指示を「人差指/中指」に独立して割り当ててあるあたりもそうだし、設置箇所がキータイプの邪魔にならず右手を自然に移動できる「ディスプレイパネルの右端」であるあたりも。