久々の練習ネタ

このところずっとリードの基礎連ばかりやっている。時期的には5月ぐらいからずっとw
現在の基礎連メニューは小指を使ったトリルから構成される、ポジション移動を伴うエクササイズフレーズ。


ポジション移動の際に、移動後の押弦を正確に行おうとしてもたつく、という問題があった。
その「正確」というのが「他の弦に指が触れないように」のようなものであったため、失敗を恐れるあまりもたつくわけだが、よくよく考えたらリードギターでは、ある時刻 t におけるピッキング対象の弦は原則として一本だけで、その一本以外の上に指が触れていようがなんだろうがどうせ鳴らないので、「だいたいそのあたり」を押さえるようにして周囲の弦にはむしろ指を触れてミュートしたほうが良いことに今更気づいたw


こうなるとフィンガリングの「的が大きくなる」ので、正確さを期してもたつく、ということが無くなり、ポジション移動も恐れずにできるようになってきた。なんとなくリードギターの「考え方」が見えてきたような気がせんでもない。コードストロークの場合は複数の弦を綺麗にならさにゃならんから、隣の弦に指が触れないように注意せにゃならんので、なんとなく対照的でおもしろい。