ちなみに昨日の衆院選。

東京03区の候補者は3名、それぞれ自民、民主、共産だった。


票を投じたのは共産の候補者。
まさかこの俺が共産党に票を投じる日が来るとは思わなかったが、自民にも民主にも同意できず、その時点で一番マシだと思ったのが共産だったから致し方ない。


選挙前には「白票を投じて意思表示を」みたいなことをほざいてるアホもいたようだが、白票などただの「無効票」に過ぎない。つまりそいつらは選挙に行かなかったのと同じだ。

選挙のために日曜出勤していた公僕の皆さんも、建て前はどうあれ「こっちは日曜出勤までしてるのに、こいつらは無効票を入れるなんざ嫌がらせしやがって」と思いこそすれ、「選挙制度への意思表示」だなどと思わんだろう。少なくとも俺が開票担当なら、「白票うぜぇ、付き合ってられん」ぐらいしか思わない。


そう考えたので、「有効票でもって、自民/民主以外に入れる」のが取りうる最良の意思表示の方法だと考えた。自民、民主以外には一人しかいないので自動的に共産。


勿論当選するとは思っていなかったし、結果は予測通りだったが、少なくとも「『民主党政権を選んだ国民』に俺は含まれない」という事実は残った。また、「有効票を投じて選挙に参加した有権者」という事実も。


なので、新政権の手落ちにはいくらでも痛烈に批判することができる、非の打ち所のない権利を俺は手にしたことになる。まぁ、ぜひこの権利を使わなくても良い政治をやってほしいものだが、現状は望み薄だな。