俺の世代は「不幸」らしいんだが、まるで実感がない。

ロスジェネはこう生きてきた - WEB本の通信社|WEB本の雑誌

1972年から82年生まれは不幸か〜『ロスジェネはこう生きてきた 』

ロストジェネレーションとは、「失われた世代」のことをいう。
バブル崩壊後の「失われた10年」に社会に出た、1972年から82年に生まれた世代のことだ。
(以下略。元記事参照)

えーと…確実にその世代の一人とされるはずである1973年生まれの俺が記憶を掘り起こしてみると…


記事中の「神話」とやらが「唯一絶対の力」などを持っていた覚えなどないし、
実際少年期から成人するまでの間、それについての警鐘は
いくらでも鳴らされていたし、
そもそも俺は大学出てないどころか入ってもいないわけだが、
一応のところやってきた努力は一通り相応に報いられてはいるし、
伊達や酔狂の遊びで身に着けた技術が今飯の種になっているので
額に汗するような努力なんてほとんどやった覚えがないんだが
それで定職に就けているし、
「自分」なんてものは何も無いところから探して見つかるものではなくて、
「築きあげていく」ものだと思っているし、
過労死する前にやり方そのものがまずいことを指摘して、
取り合ってもらえるだけの仕事は今のところやっているはずで…


この記事に書かれている「自分の世代の姿」にまるで心当たりが無い


のだが、どうしたもんか。
もちろん、好き勝手いい加減に生きることが出来ているので、自分が「不幸だ」などとも思わない。

どこか別世界のファンタジー小説の紹介か、あるいは俺がどこか別世界から紛れ込んできた異邦人なのか?