まだ、生きています。

説明の必要もないこの非常事態の中で何も書いていないと、もはやこの世に居ないものと思われかねない情勢なので記事を更新しておきます。


幸いにして東京都内の自分が住んでいる界隈は被害が軽微であり、現在のところ大きな不便に陥ることもなく生きています。関東一円の電力供給事情もあり、節電を余儀なくされるところはありますが、地域的には無停電地域に該当するらしく供給は今のところ途絶えていません。しかし、この地域に該当する者には該当するなりの理由と責任があると思われますので、ピークタイムを中心に消費電力を絞る方向で生活しています。


実家のある仙台は読者諸氏もご存知の通り、沿岸部は津波による大きな被害に見舞われました。しかし、実家に住む兄の報告を聞く限り、内陸部や市街地においての被害は、地震の規模に比して見たところ小さめである模様です。宮城県民は1978年の宮城県沖地震以来、幼少期から地震に対応する術をその身体に叩き込まれており、そのはるか上を行く規模の此度の震災においても訓練が活きたものではないかと。あくまでも勝手な推測を述べれば、大きな被害を出したのは地震よりもむしろ沿岸部を襲った津波であろうと考えています。


震災で命を落とされた故郷の皆様に、哀悼の意を捧げます。


1978年の宮城県沖地震をまだ年齢一桁の幼少期に体験した自分も現在30代後半。
人生で2度の大規模震災に見舞われるとはさすがに思っていませんでしたが。