朝、NHKでSTS-114のEVAミッションスペシャリスト野口聡一JAXA宇宙飛行士について特集を組んでいた。まぁ、なんでか知らんが日本のマスコミは個人のほうに話を持って行きたがる傾向があるが、解説に呼ばれた毛利さんはちゃんとSTS-114ミッションの持つ意義について言及していた。ただ、すぐ進行役のアナウンサーによってはぐらかされてしまった形になったが。NHKよ、野口さんが背負ってるのは、自分の夢だけじゃないんだよ。それを伝えてこそ野口さんが凄い人だということがわかるのではないか?
最近は山手線車内とかでも、野口さんのミッションについてJAXAがしきりにアピールしている。2003年のコロンビア空中分解以来ISSの建造は遅れているわけだが、現時点においてISSの持つ意味は大きい。スペースシャトルは欠陥だらけで金食い虫という、アメリカ人が作った「らしさ」を沢山抱えたロケットだが、STS-114が上がってこそ宇宙開発は元の流れを取り戻す。
