叩きゃいいってもんじゃないよな

…と、いつも思う。

その昔、他人の欠点をあげつらって攻撃するのが常というヒネた子供だった俺は、いつも両親や先生に

人の悪いところよりも良いところを探しなさい

と、よく諭されたものだ。

んで、ここ7,8年ばかり、小説、漫画、アニメ、ゲーム、特撮その他諸々の作品評価も、基本的に

  • 「良いところを探す」
  • 「その作品が良いと思える捉え方を探す」

という方針でやっている。

それがライトノベル、エロ漫画、ギャルゲー、萌えアニメなど、一部の「識者」と呼ばれる(もしくは自認する)人たちが眉をひそめるような分類がなされる作品*1だったとしても、それぞれを楽しめる受け取り方を模索するようにしている。
「なぜ」と問われたら、それぞれエンタティンメント作品なわけだから、世の中に「楽しい」「面白い」「興味深い」と思えるものが多いほど人生そのものが楽しくなることが自明であるからに他ならない。


まぁ、なんというか、例えるなら「右手だけの手づかみで食事なんて、カルチャーギャップがありすぎてできない」=「インドの家庭料理がまずい」ということでは絶対にないわけで、カルチャーギャップを乗り越える(=その分野の「文法」を知る)ことで味わえる楽しみが色々あるはずなんだな。つまりはそういうこと。


で、たまに自分が良い評価をしている作品を検索してみたりすると、かなり強い口調で叩かれていたりする(笑)。これは俺の評価が甘いのか、それとも…

*1:昔の恥をさらすようだが、10年以上過去の私がそのように分類していた。