どんなネタかはこの場で明かすことはできないが、会社でオンラインゲームの企画を出してブレインストーミングにかけてみた。
内容的には概ね好評。しかし最大の難関というかミッションが。
「内容はいいとして、ネタ的に人を集めるのが難しそうだよね」
オンラインゲームにとって、参加してくれるユーザさんの数は命。
…いや、オンラインゲームに限った話ではなくスタンドアロンでもそうなんだが、オンラインゲームではユーザさんの数がサービスの命運をより顕著に握っている。プレイしてくれるユーザさんが沢山いてこそ、ゲームも盛り上がるしサーバの維持費も捻出できる。そして我々の給料も出る(笑)。快適なサービスを提供するためには、ある程度のユーザさんにプレイしてもらえることが必要不可欠なのは言うまでもない。
そんなわけで、ユーザさんに興味を持ってもらい、サービス開始時に沢山の人に参加してもらえる方法を考えなければならんのだな。目標はひとまず三万人。従来のゲーム市場から考えると少なく見えるかもしれないけど、オンラインゲームで一つのタイトルを三万人にプレイしてもらうというのは、実はとても大変なことなのだ。
しかし、ネタは一定以上の評価を得た。盛り込んでみたアイデアも「面白そう」という評価を得た。これはチャンスであり、問題はむしろ少ないほうだ。引き下がるべき理由は無く、むしろ今は攻めるべき時。まずは三万人集める方策を考えよう。