あー…そろそろ書いておくか。

まぁなんというか、例の惑星の話ね。

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天文学者の間には「惑星の定義は不要」との声すらあり、「修正案は原案より支持は多いが、採択されるかはわからない」(総会に参加している国立天文台渡部潤一助教授)という。

…とあるが、先に言うならば私も「惑星の定義は不要」だと思っているのに近い。ただし、場合によっては必要なこともあるというのは理解できる。また、天文学的な定義に合意が得られたとしても、慣例的に冥王星を惑星と呼ぶのは別にかまわんようにも思う。

私が昨年7月末に書いた日記を挙げてみる。

200日を越えたそうな。 - 帰ってきた人生戦闘詳報

ここにも書いたとおりに、現時点で天文学的に厳密な「惑星」の定義はない。
しかし同時に、「系外惑星」などと呼ぶ際に困ったりするかもしれないので、天文学的に定義が必要になることもあるだろう。


だが、生物学上の分類においてクモの類が「昆虫」ではないにも関わらず、クモを慣例的に昆虫扱いすることがあるように、天文学的な分類において冥王星が惑星の列から外されても慣例的に「惑星」の一つとして捉えるのは別に構わんようにも思う。


…どうでもいい心配事としては、これから先「宇宙大帝ゴッドシグマ」のED曲を何かの拍子に耳にした子供が「『冥』って何?」という質問をする日が来ないか、ということだな。いや、ほんとにどうでもいいが。