ある無神論者からのメリー・クリスマス

世界でもとりわけ多くの信者を持ち、先進国を中心に信仰されているキリスト教
様々な宗派はあれど、その祭日の中ではとりわけ重要なものに分類される今日明日に敬意を表し、一人の無神論者から祝いの言葉を捧げさせてもらおう。


2000年もの間一人の人間の生誕を祝い続けることができるなど並大抵のことではない。ムスリムたちも「預言者イーサの生誕」を祝う。今や大切な経済需要をもたらす理由にもなっている祭典を生み出したキリスト教徒に、今日の自由経済社会に生きる無神論者の私が感謝しても別におかしくはあるまい──厳密にはイエスの誕生とは異なる日付であったとしても。


そのようなわけで、Merry Christmas.
誰もがこの日を幸福のうちに過ごせれば、それにこしたことはない。


キリスト教徒だけでなく、
それぞれが、それぞれの祝い方で、
それぞれの幸福を。