東京都は都をあげてヴァーチャルエロ産業の振興を目指す模様。

番外その22:東京都青少年保護条例改正案全文の転載: 無名の一知財政策ウォッチャーの独言

非実在青少年」とはまた、ヴァーチャルエロ産業への素敵なプレゼントだな。


有害図書指定」とか「不健全図書指定」などの「行政によって与えられるレッテル貼り」で用いられる言葉は、この種の産業にとって「公権力お墨付きのエロさ保証」というハク付けになる、という「行政というキャラクター」を、東京都もよくわかっていらっしゃる。「架空の青少年」以上の意味を持たない言葉に、エロさを感じさせる含みを持たせることができるのは、行政がこうした法案に盛り込んでこそだ。


この調子でどんどん「公権力によるエロさ保証語」を生み出して、当該産業の振興に寄与していただきたいところ。


せっかくこんな素敵な言葉のプレゼントをいただいたのだから、この言葉を考えてくれた東京都のお偉い方々の苦労に報いるためにも、我々も同人誌や同人CDなどでこの言葉を積極的に面白おかしく使っていくと良いと思うぞ。別に中身はエロくなくてもいいから。