さらば英雄、俺は先に行く。

まだ内辞の段階だが、4月の組織再編に向けて、それぞれの異動先が決まる。

実は一応行く先は既に決まってはいるのだが、まだ対外的には内緒の段階。まぁ、そこでゲームが作れるなら何処でもかまわんさ。新しいステージに上がるのも悪くない。しかも現在のゲームの世界で最も先進的なことをやろうという部署が俺を欲しがっているとあれば、行かんわけにはいくまい。

こういう岐路があるのは、学生の頃とあまり変わらんね。それぞれにやりたいことがあって、その途中で出会った者がそれぞれの理由で手を携え、終わったら再び散って各々の道を歩き出す。ふと中司雅美の歌あたりが口をついて出そうになるな、こういう時は。
まぁ今回は社内異動なので、行った先に見知った顔が結構いるんだが、それもまた良し。

今の部署で過ごした5年間は、まぁそれなりに面白かったかな。ここでは俺の少年期における3人目の英雄に会った。でかいタイトルも手がけた。

次に行くべき時期。そういうことなのだろう。