【読了】A.C.クラーク「太陽からの風」 / A.C.Clarke's "THE WIND FROM THE SUN"

太陽からの風 (ハヤカワ文庫 SF 292)

太陽からの風 (ハヤカワ文庫 SF 292)

先日ソーラーセイル宇宙船の打ち上げがあり、それにあわせて読み始めたのがこれ。読み始めた矢先に実物のほうは失敗してしまったが、とりあえず今日読了。 orz

クラーク先生の1972年作品、つまりは33年前の出版。

短編集なのだが、表題にもなっている「太陽からの風」は太陽ヨットレースの話。こうしてSFに書かれてから、実際に人々がソーラーセイル宇宙船を試みるようになるまで30年以上。まぁ、ジュール・ヴェルヌからアポロまでの時間に比べれば半分程度か。わりと早いな。