一日中 XANADU NEXT

咲耶品川で行われたボウリングから帰宅して以来、ずっと "XANADU NEXT" をやっている。"SHUFFLE! ON THE STAGE"はとりあえず一人攻略した(楓)ところで停滞中、リメイクアトリエは未開封

…そういえば"娘4" もまだ全エンディング画像を集めてないし、"双恋島"もほとんど進めてない。今年は昨年に比してゲームの購入本数が多いためか、消化率があまりよくない。まぁいいや。しばらくプレイするゲームには事欠くまい。

で、本題の "XANADU NEXT" だが、武器の習熟度、レベルアップの方式、単位マップ切り替え式のダンジョンなど、見た目は大きく違えども本質的なゲーム性において、正しく初作(およびシナリオ2)の「ザナドゥ」が残されていると感じた。


さすがに戦闘は今の時代にふさわしく「体当たり」とはいかないが、敵は攻撃モーション中に向きを変えることが無いので、「攻撃モーションを見て避け、身動きが取れないところに攻撃」といったテクニックでダメージを受けずに戦闘をこなすような、初作の「キャラずらし」に近い感覚や、背後/側面からの攻撃でダメージが大きくなるなど、初作をこっそりと継承しているところも見られる。こういうのは実に好ましい。継承すべきは本質であり見た目ではない。これらの本質は私に言わせる限りは間違いなく「ARPG*1としてのザナドゥ」だ。


初作ではゲーム中に人物間の会話がほとんど描かれていなかったが、今回は時代に合わせたのか人物間やりとりが描かれている。しかしそれとても、「ダンジョンを好きなように探索する」というザナドゥならではのゲーム進行を阻害するものにはなっておらず、うまくまとめられている。たまに馬鹿でかいボスが出てきたりするあたりもファルコムらしくて良い*2


…まぁそんなわけで、「当初予想よりもしっかりとザナドゥになっている」というのが現在までの総合的な印象。現在の市場に充分受け入れられる形でありながらも、ザナドゥであることをしっかりと意識した作りは、この作品のことを聞いて以来もっとも私が望んでいたものの一つ。ゆえに、純粋にうれしい。


それはそれとして、シャルが可愛(殴

*1:ARPG … Active Role Playing Game もしくは Action Role Playing Game の略称としていつしか使われるようになり、そしていつの間にかあまり聞かなくなった言葉。

*2:今でこそ当たり前だが、こういうARPGの進行は概ねファルコム作品で定着した印象がある。