もちろん全肯定じゃないぞ。勘違いするなよ。

上の「書を読みて悉く信ずれば、書無きに如かず」では、鹿島茂氏のトンデモ書評について書いたわけだが、勘違いしないでほしい。

スレッド置場

ここのhttp://netgamestopper.hp.infoseek.co.jp/extra/turi01.htmlに出てる赤文字に分類された人たちや、彼らの言うことに賛意を示してしまった人たち。俺個人としては、こういう人たちにはゲームをやらないで欲しいと思っている。私がいくらオンラインゲームを作り、売り、サービスを提供することで生計を立てる側の陣営にいるとしても、職業倫理やプライドというものがあるのだ。病人を量産するために働いているのではない。


…というか赤文字の人たちは、緑文字の人たちが「MMORPGを馬鹿にしている」と勘違いしているよな、どう読んでも。
馬鹿にされているのはお前であってMMORPGではないということに気づけと言いたい。


日本にはこういう諺がある…というのは誰でも知ってると思うが、

きちがいに刃物

刃物そのものは便利な道具だが、「分別の付かない人間」(きちがい)に持たせていいものではない。分別を持って遊べば楽しいゲームも、赤文字の連中のような分別の付かない輩に与えるのは大いに憚られる


ゲームってのは、最低限現実の世界で生きているからこそ遊べるものだ。ゲームの世界が現実に取って代わるなど決して無い。
ゲームの世界は虚構であり、
虚構を作ったのは紛れも無く現実の世界に実在する人間であり、
虚構の事象が現実に直接影響することはない。
あるとしたら、それは描かれた虚構に影響をうけた、現実に実在する人間の、現実を変えようとする意思と現実の上での行動によるもの以外にはない。
…という、改めて言うのが情けなくなるようなことも理解できないような人は、ゲームをやるべきじゃないな。


現実をしっかり生きている人間が趣味としてゲームを遊ぶことを、誰も蔑んだり笑ったりしない。嘲りの的になるのは現実を生きる戦いを放棄して、ゲームの中に逃げ込んで弱いもの苛めに耽る人間の惨めさだ。


ま、少なくともゲームの中の世界に生きるのではなく、ゲームという趣味が存在する現実を生きることに喜びを見出して欲しいな、俺は。