いや、もうたまらんかった。最高っすよ。
今回はナチスで働いていたヴェルナー・フォン・ブラウンが米軍に投降し、
両大国がドイツ国内で発見された多数のV-2(A-4)を接収し、
そしてソビエト側がロケット開発の適任者として獄中から呼び戻したセルゲイ・D・コロリョフが、最初のソビエト製ロケットの打ち上げに成功した結果まで。
この二人は、いずれも宇宙を目指す純粋な夢のために、もっとも目を背けたい現実である戦争に頼らなければならなかった不遇が共通している。大きな夢を追う者は大きな現実と戦わなければならないってことだね。もっとも、できればそんなことはしなくて済むのが一番いいんだけど。
二人の物語はまだまだ続く。次は今週の金曜日。ぜったい見逃せない。