誰も幸せにできない法律ならば、いっそ無くしてしまえ。

…と書いたが、今回の件は法律が悪いのではなくそれを解釈し運用する法曹の無知さや馬鹿さ加減、権利管理団体の無知さと傲慢さが原因だな。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070525-00000119-mai-soci

こういう馬鹿馬鹿しい判決になるのは何故だ?
まともな知能を持った人間の判断とは思えん。


まず「著作権侵害を指摘」したJASRACには、この「MYUTA」というサービスで、一体誰が、どういった本来得られるはずの利益を損ねるというのか、説明してみてもらいたい。合理的説明がなされないのであれば、それはJASRACの主張が誤っていることを意味する。


法曹は「同社にとってユーザーは不特定の者」というが、「ある特定のデータについて見れば、その送受信が行われるのは特定個人に限定される」という条件が満たされているわけであるから、どう考えても「不特定多数に対する送信」とは解釈できないんだが。せめて法曹になれる人間を、知能的に問題のない人間だけに絞っていただきたいものだ。


まぁ、国民には憲法第15条第1項で定められた素敵な権利があるので、そいつを行使して今回裁判長をつとめた高部真規子判事の罷免を求める、というのも手だが。

【参考】裁判官弾劾裁判所公式サイト / トップページ (音声ブラウザ対応)

著作権法に明記された「私的複製の権利」という国民の権利を守らず、国民の信頼を裏切った裁判官なのだから、弾劾されて当然だろう。