人間の知恵はどの程度制約の大きな問題を解決できるか。

人間の知恵が、どの程度まで大きな制約の下にある困難な問題を解決しうるのか、知りたいと思ったことは無いだろうか?

私にはあるし、
「少なくともこのぐらいまでの問題は人間の知恵で解決された前例がある」
と考えることができる事例に一応の回答を見出してもいる。

同じ興味を抱いた人に対して、私が取っつきのよいメディアから観るものを選ぶならこれを勧めるかもしれない。私の知るその事例が、90年代半ばに映画化されたものだ。以前コンビニで買ってしばらく放置していたのだが、ようやく観る時間が作れたので書いておく。

人類史上において、これ以上に制約の大きな問題に立ち向かった人たちを私は知らない。
努力や熱意は知恵を遂行するためのエネルギーであるに過ぎず、知識や情報は知恵によって使われる道具以上のものではない。大切なのは、決断すべき意志を導き出す知恵だということが、この事例からは学び取れる。

努力や根性だけでは絶対に解決出来ない問題を、膨大な知識をベースとして、偉大な知恵を奮い解決した人々が実在したことを思えば、自分の目の前にある数々の問題などいかに容易に解決しうるものなのかと思えてならない。