そういえば先の記事を書いてから一ヶ月が経過したわけだが、記事の10月10日の翌日となる10月11日に転居を済ませ、今日で転居後ちょうど一ヶ月が経過した。
そして、このblog(およびその前身)の最初の記録や、それ以前にmixi日記に書かれた内容より古い2003年頃から通い始めた行きつけの店、よく記事中では「台東区某所」として書かれる秋葉原のメイドさん居酒屋「ひよこ家」が、2001年11月10日の開店より昨日をもって10周年を迎えた。この業界の最盛期において激戦区の秋葉原で登場しては消えて行った数多の店に対し、この店を含む古参の店はずっとあり続け、ついに10年という時代を乗り切ったことになる。
今日はその10周年記念営業に顔を出して来た。
前の家に住んでいた11年のうち、この店に通ったのが8年間。2000年から11年に及ぶ東京暮らしの中で、2003年以降ライフスタイルの一つの拠点としてあり続けてくれた。IRCで知り合った方に案内していただいたこの店で、自分は多くの友人を得ることができた。彼らのおかげで東京での生活は孤独なものにはならずに済んだ。
最盛期には特に何も申し合わせずとも、ふらりと店に行けば大抵知った顔が必ずいて、話し相手や遊び相手には困らなかった。今ではさすがに昔日のようなことは無いのだが、10周年ともなれば昔のように訪れてくれる連中がいたり、特に知り合いでもなかった店内の客同士がいつの間にか話していたりなど、2005〜2006年頃は毎日がこんな雰囲気だったな、と思い出し懐かしくなった。
ともあれ「ひよこ家」さん、10周年おめでとう。
これからもちょくちょく寄らせてもらいます。
