「双恋」三回目プレイ終了

三回目の桜月姉妹を終了。旧家のお嬢様という、わりかしベタな設定。
序盤は修羅場タッグマッチだったが、対戦相手の一条姉妹は何話か進んだあたりで影をひそめ、オーソドックスなクラスメイトとの学園ラブコメに。まぁ相手は二人だけど。

この二人のツインビュー会話は、当初予想したより難しい。各設問における増減の幅が予測しにくいので、両者を平等に扱うのが結構困難。

大体キャラクターのビジュアルデザイン的に、この桜月姉妹と一条姉妹に平均的な人気が集中することを想定していることがわかる。で、各会話のバランスをとるのは困難ではあるが、クラスメイトだけあって会話の回数が多いのか(実際に数えたわけじゃないが)、一回あたりの得点が最高でなくとも、きっちりとトゥルーエンドにたどり着ける難易度に設定されているのはうまい。

ギャルゲーの定説として、「クリアしやすいキャラに人気が集中する」と良く言われるが、ちゃんとクリアしやすいキャラに仕上っている。

白鐘、一条、桜月とプレイしてきて思ったのは、台詞文面やシナリオ演出だけではなく、数値の増減にも個性がちゃんと反映されている上プレイバランスも考えた丁寧な作りをしていること。決して粗製乱造のソフトではないなぁと。本当に面白いギャルゲーを作るのは、実は難しい。