…というネタが某マイミク氏によって出されてたなぁ。
普段当たり前のようにやってるけど、なんでそうなるのかを突然訊かれると返答に窮する。
そんなわけで、なんか高校の数学レベルのことを復習してみた。
まぁ、専門家じゃないから詳しくないし、専門用語とかわからんので平易な言葉になるけどな。
複素平面ちゅーもんを考えてみる。
複素数 の値が座標 としてあらわされ、絶対値 は原点から座標までの距離 で表現されるアレ。
↓こんなやつ。「real」って書いてあるのが実数軸、「imag」ってのが虚数軸だな。描いてある円は、原点を中心とする単位円(半径1の円)だ。1 という値を複素数としてあらわすと、 だから、座標は図中のに相当する。これに虚数をかけてみると、
となって、これは だから、値を複素平面上であらわすと になる。
さらにこれにをかけると、 、 という定義より値は-1となり、これは だから複素平面上では だな。
# わざわざ冗長な書き方を添えてみた。
こんなふうに虚数を一回かけるごとに、複素平面上の座標は原点を中心として90°回転する。「-1をかける」というのは「 を二回かける」のと同じなので、複素平面上で180°回転することになるわけだ。
で、-1に-1をかけた場合はどうなるかと。
-1は複素数であらわすと で、図中の だから、 によって180°回転し、結果 に戻ってくると。
…てな説明になっちまったんだが、果たしてこの説明でわかるもんだろうか?
あるいはこの説明のどこかに自己撞着がないだろうか? 今ひとつ不安よのぅ…
【追記】
すなわち に をかけた際 すなわち になるわけだが、これに更に をかけると となる。もちろん計算としては正しいんだけども、「(-1)x(-1)=1になるのは何故なのか」の説明としては自己撞着的に思えんでもない…うーん…「-1をかけると複素平面上で180°回転するから」という説明で済む問題なんだろうか? 詳しい人ヘルプw