気になったので検索してみた。

先ほど同じ記事を携帯から送ったのだが反映されないので PC から書いてみる。後から反映されるかも知れんけど。

まぁ、上記の記事で書いたようなことが気になったので、google

親子丼 食べ方 スプーン

で検索してみたわけだ。


…驚いた。


何よりも「親子丼をスプーンで食べる」という発想そのものが以前より存在し、それを実践しているという人たちが実在するという驚愕の事実に。


トロヤ遺跡を発見したシュリーマンもこんな気持ちだったのだろうか? いや、彼は伝説を知っていたわけだから、概念そのものは先にあったわけだが、私の場合は「親子丼をスプーンで食べる」という基礎概念そのものが皆無だったわけだから、その意味において彼の人よりも驚きの度合いは大きいかもしれない。


ファンタジーが現実になるよりも大きな、そもそもファンタジーすら無いところに現れた、自らの知的限界を超えた「親子丼をスプーンで食べる人たち」の実在は、SF者の末席を汚す私のような者にとって、この上ないセンス・オブ・ワンダーだ。


個人的には「惑星全体を覆う土が統合知性体である群体」のほうがまだ想像しやすいぐらいだった。


どうも知らず知らずのうちに、発想を硬直させてしまっていたようだ。
世界はまだまだ未知にあふれている。それは素晴らしいことだ。

流星航路 (徳間文庫)

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