何はなくとも湯船

※これは2023年8月12日の記録です。

 

木崎湖巡礼を終えたは良いものの、まだ正午にもなっていない時刻だった。午前中に湖を一周してしまい、時間にはかなり余裕がある。

そこで、朝に宿のオーナーご夫妻からうかがった話で興味を惹かれた「蓮華温泉」に行ってみることにした。

木崎湖から北上し、宿のある白馬村を抜け、新潟方面へ。途中に道の駅小谷(おたり)があったので立ち寄って休憩。


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途中から脇道に入り、山のなかに入る。無数のヘアピンに彩られ、対向車が来たら譲り合わねば通れないような細いワインディングロードを進むと、その終端に入り口はあった。

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管理ロッジで入湯料500円を払い、温泉に向かう登山道を登る。特に登山装備など持ってきておらず、ただバイクで温泉に入りに来た身にとってはなかなか辛い。


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温泉は三ヶ所あるそうで、写真は「仙気の湯」。見ての通り、洗い場もなければ脱衣場もない。どうやって入るのか? もちろん「屋外で」「人目を気にせず全裸になり」「そのまま入る」に決まっている。山奥で登山客以外いないのだ。何の問題もない。 

行き帰りの登山道で汗をかいてしまうが問題ない。ここは体を洗うことが目的ではなく、天然温泉の湯に浸かることが目的の場所。風呂は宿に帰ってから別途入れば良いのだ。

まあなんというか、整備された温泉施設とは異なる風情が良いと思った。