追憶の聖地

※これは2023年8月11日の記録です。

 

2002年に「おねがい☆ティーチャー」、2003年に「おねがい☆ツインズ」が放映されてから20年の月日が流れ、今は2023年。

ツインズが20周年ということもあり、長野県への旅を画策し、宿を決めたのが先週のこと。松本市では宿が見つからす、木崎湖への行き来を考えた結果白馬村で宿を探したところ良さそうなところが見つかったので予約したのが「inn わたぼうし」さん。冬場はスキー客などが泊まるらしく、木造の内装や調度がなかなか素敵なお宿である。この記事はそこで書いている。

 

「inn わたぼうし」

http://www.hakubagoryu.com/wata/

 

0600に東京都品川区の自宅を出発。初日となる今日は学校のモデルとなった、松本市の「あがたの森公園」にある旧制松本高等学校本館と講堂、そして庭園をみようと、まずは松本市を目指す。

が、さすがは盆休みの高速道路である。東京を出てから暫くは渋滞が頻発する。結果としては当初旅程から約2時間の遅れが生じた。

まあ渋滞の車列もそれぞれの目的とする方面に散ってからはいつも通りの高速。しかし敵は渋滞だけではない。夏の陽光、そして気温もまた敵。自身が暑気による意識障害と思われる眠気に襲われたり、ナビの端末が過熱で停止したり。文字通り「眠ったら死ぬ」ので、休憩も頻発するのでそもそものペースが下がる。

意識障害の眠気は十分なエネルギーが足りていないのが主たる要因のようで、摂るべき食事を摂ることでしのぎ、端末は休憩中氷をいれたクーラーボックスに放り込むことでなんとか機能を維持。そんな感じで移動しつつ、諏訪湖SAにて。


f:id:big-bros:20230812025256j:image


f:id:big-bros:20230812025313j:image

諏訪市の地元企業には模型メーカーの株式会社ピーエムオフィスエーがあり、諏訪湖SAにはフィギュアブランドPLUMのコーナーができている。今回は店頭に並ぶフィギュアのなかにアイドルマスターシンデレラガールズの久川姉妹と橘さんがいらっしゃった。フィギュアを買える高速道路SA、悪くない。

 

そして松本ICを降りて松本市街にある「あがたの森公園」へ。


f:id:big-bros:20230812030913j:image

本館は耐震補強工事中


f:id:big-bros:20230812031032j:image

こちらは講堂

 

かつて鉄道旅で幾度か訪れているが、二輪の自走でやってきたのは今回が初めて。とはいっても松本IC

までのルートはこれまで5月のSSTRで走ってきたルートとほぼ同じなので、松本市自体は通過点として幾度か自走で訪れているがことにはなる。最初は北陸無計画旅の時だったか。

 

せっかくなので、かつて東京の台東区某所で出会い現在は地元の長野にお住まいの友人である姫♪氏(※注:男性)に顔見せでもできんかなと前日に連絡を取っていたのだが、無事お時間をいただいてお会いすることができた。とはいえ、こちらは渋滞と酷暑トラブルのため当初予定から2時間の遅れが生じてしまい申し訳ない。ひさしぶりではあったがかつてのように語らうことができた時間は貴重なものだった。

 

あがたの森公園を辞し、宿に向かって移動。途中から大糸線沿いのルートに乗り、樺恋が居眠りしていた信濃木崎を経て足洗いのローソン。


f:id:big-bros:20230812031501j:image

ローソンは店舗再編が激しく心配だったが、ここは残ってくれているようで嬉しい。今後もそうであって欲しい。

その後はすぐ近くの木崎湖トンネルを抜ける。木崎湖トンネル、車道を通ったのは今回初めてだ。最後に訪れた11年前までは徒歩だったので。

その先は運命の湖・木崎湖沿いを北上。明日訪れる予定の稲尾駅、Yショップニシ、海ノ口駅を目視で確認しながら通過。いずれもかつての面影を保っているようで嬉しい限り。

…稲尾駅前の植木、初めて訪れた2008年の段階で、作品放映時に描かれた時より大きくなっていたが、更に15年が経った今ではもうずいぶんと大きくなっているようだ。その昔、ファンがホームを撮影するために根本を踏み荒し枯れてしまった桜の代わりに植え直された桜はどのぐらい大きくなっただろうか。道路側からは見えなかったが楽しみにしておこう。

大糸線沿いを更にもう少し走って北上すると白馬村、そして今回のお宿がある。ご挨拶とチェックインを済ませて荷物を運び込み、お風呂をいただく。夏の日中走り続けた身にいただく風呂は大変に良いものだ。

 

明日は木崎湖周辺を二輪で散策予定。徒歩の時でも木崎湖一周は一日でできたので、すぐ終わってしまうかもしれないが、それならそれで時間的な余裕ができるというもの。のんびりと楽しむことにすればいい。