機密を守るコストを下げる方法

昔からどこの国家も企業も、機密を守ることに腐心してきたわけだが、そのためのコストは情報が流通する速度や範囲が拡大するにつれて、日々高くなるわけだ。


だからというわけではないが、そのコストを下げる方法を色々考えてみたりすることがある。


…辿り着く結論はやっぱり、

必要以上の機密を抱え込まないようにする

…というものなんだが、俺の考え方というのはどこか変だろうか?


守るべき機密の総量が減れば、それを守るためのコストも減少するのは必然だし、機密情報の価値というのはそれを他者に先んじて知ることによるメリットなわけで、「公開された情報」については、そもそもそんな優位性はないわけだから、知られてもさほど困らない情報については、さっさと公開して身軽になってしまえばいいと思うのだが…


これまで幾つか目にした「セキュリティ商品」とやらの謳い文句をみる限り、俺の感覚とは乖離しているような印象を受ける。


俺がおかしいのか、世間が狂っているのか…