印刷物チェック稿送付完了

CDをプレスで作るとなれば、CDそのもののマスタだけではなく、ジャケットを筆頭とした各種印刷物の原稿も必要になる。
こうした「パッケージ」の原稿は絵が描いてあれば良いというものではなくて、いわゆる discロゴであるとか、著作権表記であるとか、品番が入ったりだとか、レーベル面には生産国表記が必要だとか、色々と約束事があったりして、抜けがないかどうかを業者側にチェックしてもらうために校正用原稿を出す、というフェーズが必要になる。世にでているCDの数々も店頭に並ぶまでにこうした手順を踏んでいたりするわけだ。


商業作品の場合、受け取った絵を素材として、そうした約束事を踏まえた原稿に纏め上げるプロフェッショナルがいる(仕事柄そうしたフェーズを担当している方も職場にいたりして、たまに昼飯を一緒に食ったりする)わけだが、同人作品ともなればそうした部分を自分達でやってみて経験しておく、というのも一つの醍醐味だなぁと。


実際には自分のところでデザインをいじる環境を持ち合わせていないので、印刷物原稿の約束事云々のうちわかる範囲を踏まえて、細々と絵師様に注文していじっていただく、という形になったが、絵師様のご協力もあり、なんとかチェック用原稿をまとめて出すことができた。

色々お手数をおかけしました。ありがとうございます。>絵師様


あとは業者さんの校正結果をもとに修正を入れ、現在ダミーになっている部分の掲載内容を揃えて印刷物原稿は完了ということになる。


こっちはこっちで歌詞最終版のとりまとめをして絵師様に送らなければ、現在ダミーになっている歌詞カード部が差し替えられない。あとは、ボーカル打ち込みから mix 作業を土曜日いっぱいまで、日曜の段階でマスタ作成して業者に送付あるいは持参、という流れ。


…企画も突発なら作業も突貫だな。プロデュースレベルでの計画性がまるで感じられない orz
でもそんな中で良いジャケットを用意していただけたので、こっちはこっちでやるべきことを果たさねばな。