先日こちらで書いた、あさりの水煮缶詰を使った「深川めし」を作ってみた。
元にしたのはキッコーマンのサイトにあったレシピ。手順としては、「あさりのしぐれ煮」を作り、それを材料のひとつとして「深川めし」を作る、となる。
元のレシピはこちら。
あさりの水煮缶詰を使ったキャンプ料理としてこれを作る場合は、下記の点をアレンジすることになる。
- 生のあさりからではなく、既に水煮となった缶詰を使用するので、しぐれ煮を作る際の煮込みはあまり時間をかけなくとも良い。
- 炊飯器ではなく飯盒やメスティン、ライスクッカー等を用いて炊飯するので、そこは適切に置き換える
纏めると以下のようになる。
あさりのしぐれ煮
材料
- あさりの水煮缶詰(1缶内容量130g)*1
- 生姜(1片)
- 醤油(小さじ3)
- 酒(小さじ3)
- みりん(小さじ3)
- 砂糖(小さじ1/2)
- あさりの水煮缶詰を開けて汁を別の器にとっておき、あさりの身と分ける。汁は米を炊く際に使うので捨てない
- 生姜を千切りにする
- シェラカップに酒、みりん、砂糖、生姜を入れて弱火にかけ、沸騰させる
- 沸騰したらあさりの身を投入し、混ぜながら約1~2分程度煮る。水は入れない。焦げ付かせないよう注意
- 醤油を入れてよく混ぜて火を止め、10分程度冷ます
深川めし(2合炊き)
材料
- 米(2合)
- あさりの水煮缶詰の汁(しぐれ煮を作ったときのもの)
- 生姜(1片)
- 醤油(大さじ1)
- 酒(大さじ1)
- みりん(大さじ1)
- 塩(小さじ1/2)
- あさりのしぐれ煮(1缶分)
- 米を研ぐ
- 生姜を千切りにする
- 米を飯盒などに入れ、生姜、あさりの水煮缶詰の汁、醤油、酒、みりん、塩を加えた上で2合炊きの水加減にし、よく混ぜた上で吸水させる。夏場は30分、春と秋は1時間、冬場は1時間30分
- 吸水が終わったらいつものように火にかけて炊く
- 米が炊き上がり火から下ろしたら、蒸らす前に蓋を開け、あさりのしぐれ煮を乗せる。その後蓋をしていつものように蒸らす。
- 蒸らし終わったら全体をよく混ぜて完成
飯盒やメスティンでの炊飯経験が無い場合は、まず普通の白飯を炊く練習をすると良い。やり方がわからない場合は以前twitterに鍋でご飯を炊く方法をまとめたことがあるので、そちらを参照していただくと良いかもしれない。鍋が飯盒やメスティンに置き換わっても基本は同じである。
上手くいけば大変美味しいので、ぜひお試しあれ。
*1:異なるサイズのものも売られているので、内容量を確認の上分量を調整