三沢基地航空祭

毎年9月前半に、青森県三沢市三沢基地で開催される航空祭。今年は9/10に開催された。この記事はその翌日となる9/11に、帰途の新幹線車内で書いている。

三沢基地航空自衛隊三沢基地と、US Airforce Misawa Base の共同基地である上、さらには民間空港としての顔も併せ持つ施設。年に一度この航空祭の時のみ、基地の一部エリアに民間の観覧者を招き入れ、その活動を垣間見せてくれる。

ここ数年、ありがたいことに空自隊員とそのご家族である知己からお誘いを受けて見に行く機会に恵まれている。






こんな感じで現物の機体が展示してあるのみならず、展示飛行といって、空自や米空軍の腕利きパイロットの皆さんが実際に基地上空をフライトしてその技を披露してくれたりする。とりわけ有名なところでは、シンボルカラーの青で彩られたT-4練習機を用いてスモークを曳きながら編隊飛行の妙技をみせる松島基地所属の「ブルーインパルス」の名はご存じの方も多かろう。

このお祭り、問題があるとすれば基地があることを除けば青森県の田舎町である三沢市に、航空祭を見るため訪れる人が年々増えていることだろう。

我々には「コミケの地方開催問題」として馴染みがある問題だが交通や宿泊、外食など旅行者向けのインフラが細い土地で多くの人が集まるイベントが開催されると、インフラがパンクするというまさにその実例の一つになりつつある。その辺りについて興味深い話もいくつか耳にした。なお、今年は公式発表で7万人が訪れたらしい。

なので「面白いからみんな行ってみろよ!」などと無責任に言うのは憚られるが、一度は訪れて見て欲しいイベントの一つではある。ただ、開催地が開催地だけに入場する上で相応のルールはあるけども。