あー、思い出してきた。

まだ自分が肩書きだけは「プロのプログラマ」になったばかりの頃。

あるPC-9801用ゲームのために、Roland から出ていたMIDIインタフェースボードのドライバを作ったことがあったなぁと。MT32やCM64, CM-300/500, SC-55 など、当時 Roland から出ていたLA音源とか初期のGS音源などをいじっていたわけだ。18歳の頃だから、かれこれ15年も前の話になるがw


MIDI仕様そのものやSMF*1のフォーマットについての技術資料なども見ていたわけだが、音楽そのものに興味の無かった当時の自分には、よくわからない仕様が沢山あったのを思い出す。15年も前のことながら、重要な点についてはしっかりと憶えていたりして、こうやって自分で「使う」立場になってみると、その仕様が存在する理由というものもわかってくる。作りながら「どんなデータが生成され、シリアル通信で機器間をやりとりされるのか」を連想できる感じ。


こうした技術的な背景知識と、小学生のときに齧った程度の音楽知識があれば、とっかかりとしては十分な気がしてきた。コード進行とかについても習ったのを思い出してきたし。ひょっとしたら、案外楽に進められるだけの基礎的な蓄積はあるのかもしれんね。


そうなると、唯一問題になるのはセンスの話になるわけだが、そいつばかりは現段階では何とも言えんねw

*1:Standard MIDI File