新横浜ラーメン博物館

先週末の話になるが、新横浜ラーメン博物館、自宅からの距離と時間をナビで出してみたら秋葉原に行くのとそれほど変わらなかったので行ってきた。

1日入場券は大人380円であるが、年間パスが800円。時間距離的に自宅から50分前後、秋葉原とそれほど変わらないことがわかった今、ここはもう気が向いたら来られる場所だ。

食事をテーマにしたスポットなので、一度の来場で出店している店を全て回るのは無理があるが、何回かに分けて訪れることでそれは可能だ。3回以上来るなら年間パスの方が安い。

ならば、年間パスしかあるまい。

入館するとチャルメラおじさんがお出迎えである。明星チャルメラは自分が子供の頃から馴染みあるブランド。最近はあまり食べていないので、久しぶりに会ったような気にもなる。

とりあえず今回は、館内にある熊本ラーメン「こむらさき」さんでいただく。時刻的にもちょうど昼食に良い感じだった。

地下には昭和30年代辺りの町並みを演出する空間があり良い雰囲気だが、地上に戻る階段への出口が銭湯の女湯の暖簾を潜った先というのがどうにも出にくいw まあ堂々と女湯の暖簾を潜れる機会などまずないので、このジョークは楽しむのが吉だ。

特撮作品に対しそれなりの愛着を持つ者としては、この辺が嬉しい。

とりあえず、今回はこの辺で撤収。
実はラー博ができて間もない頃、当時東京に出てきていた高校時代の友人たちで集まって行ったことがある。その頃はまだ20代だった。そのころから時間は経ち、1階の年表にもその間の時代について記述が加えられている。

今年2月に亡くなられた漫画家・松本零士先生は、代表作「銀河鉄道999」作中で、主人公・鉄郎の口を借り、ラーメンについてこう評されていた。

人類の口の永遠の友

と。この先もずっと、ラーメンという食文化が人類と共にあることを願いたい。