SPACE

始まった!

現在会社にて、ALOS/H-IIA F8のライブ中継を視聴中。 http://h2a.jaxa.jp/weblive_j.html

冥界の王のもとへ。

ギリシャにおいてハデスの名を持つ神、冥界を統べる王は、ローマではプルートの名で呼ばれた。その名は地上においては莫大なエネルギーを生み出す放射性元素に冠され、 天の星々の中では1930年に発見された最果ての惑星に与えられている。 http://hotwired.g…

「2017年から月への有人飛行」――中国の宇宙計画

まぁ、日本のお役人がボサッとしている間に、 http://hotwired.goo.ne.jp/news/20051215301.html こんなことになっとるわけだが。よく「日本の宇宙開発は先進国クラブに入るためのネクタイだ」と揶揄されることがある。しかし、仮にネクタイだとしても、この…

シャトル打ち上げ、5〜10回が現実的=中間選挙後に計画見直しも−米専門家

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051202-00000070-jij-int まぁ、世界一無駄飯食いなロケットであるSTSなわけだが、ISS建造に必要な回数を打ち上げるだけの金が無いってこと。無理すりゃ当然事故の確率を高めるわけだし、有人飛行でそれは避けて通るべ…

食費軽減策

食費が危機に瀕した際は過去にも行ってきたことだが、外食/買い食いを控えるために昼食を自家製の弁当に切り替えてみる。本日のメニューは下記の通り。 豚生姜焼 玉子焼 チャーハン レタス チェリートマト …比較的 Isp*1の大きなメニューになっていると思わ…

三億キロの彼方に祝杯を捧げよう。

さて、ようやく安心して書けるぞ。 8:48、宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部の的川教授が、「はやぶさ」(MUSES-C)のサンプル採取シーケンスの全てが正常に動作したことを発表。 「家(地球)に帰るまでが(3億kmの)遠足」のミッションとはいえ、主要部分が…

はやぶさチェック

昨晩あたりから、はやぶさの動向をチェックしていた。 まぁ、さすがにずっと見続ける体力はないので、途中時間がかかりそうな事態になるたびに休息をとったりしていたわけだが。現場の人達は休む間もなくずっとそのテレメトリを監視しているわけで、おそらく…

遥かなる地球の歌

えーと、上記で書いた栗林みな実 "Overture" の11トラック目に収録されているんだが、俺としてはこのタイトルを見るとこっち↓が思い浮かんでしまう(笑) *1遙かなる地球の歌 (ハヤカワ文庫SF)作者: アーサー・C.クラーク,Arthur C. Clarke,山高昭出版社/メー…

あ、これはおもしろい。

http://4d2u.nao.ac.jp/top.html なかなかおもしろい。

軌道エレベータブーム?

なんか、身辺で軌道エレベータが話題になることが俄かに多くなったように感じるのだが、気のせいだろうか? なんかの折に報道されたとかあったんかな?# この間の LiftPort による実験のニュースは HotWired で聞いて知っていたが。

「コンタクト」(1997)

私たちだけでは、広い宇宙がもったいない。 で、買ってきて最初に観たのが「コンタクト」。科学者としても著名なカール・セーガン博士(いや、本業が科学者の人だったんだが)による原作は私が大好きなSF作品の中でも五指に入る作品。で、映画だが…「マシーン…

「スペース カウボーイ」(2000)

かなりトンデモな映画。クリント・イーストウッドが宇宙開発に関する知識においてド素人であることがよくわかる。そもそもロシアの衛星を直すためにアメリカがシャトル飛ばすという話。かけらもリアリティが無いぞ(笑) 逆ならまだわかるんだが。 実際のとこ…

"Soyuz-U2"モデリング準備を始めてみたりする。

こんだけ詳細な図面が手に入ったんだから、嬉しくないはずがない。 自宅に戻るなり二枚の画像を取得し、xmms で酒井ミキオの "Dive in The Sky" を聞きながら gimp で貼り合わせて一枚の図面画像にする。BGMの選曲時点でもう相当ダメな感じだが(笑)、この図…

ソユーズU2の詳細な図面

http://www.ninfinger.org/~sven/models/vault2004/soyuz%20u-2%20%2811a511u-2%29%20drawings/index.html 会社で暇なときに見つけた(w 忘れないように URI 書いておく。 あとで Blender か Shade で作ろう。出来れば会社の机の上に、でーんと大きなソユーズ…

資料写真収集

図面だけでは飽き足らず、詳細なディティールを知るためにソユーズの写真画像を収集しまくっている。まぁ、大抵のことは以前拾った Soyuz-TM2 の写真でわからんでもないんだけど。

約半世紀ぶりの月

http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200509/sha2005092102.html http://www.nasa.gov/externalflash/cev/index_noaccess.html 人が約半世紀ぶりに月に立つことになるな。 というか、結局今の今まで月に立った人間がたった12名*1しかおらず、それから30年以…

我が国の宇宙開発利用による社会・経済波及効果について

JAXA|我が国の宇宙開発利用による社会・経済波及効果について …30代の意識の低さは、はっきり言って同世代として情けない限り。 さんざん宇宙開発の産物に世話になってるくせに。恥を知れと言いたい。

チャールズ・シェフィールド「マッカンドルー航宙記」/ Charles Sheffield's "THE McANDREW CHRONICLES"

まぁ、それだけ映像作品食いつぶしてもまだ時間があったので、咲耶から再読。 いいなぁマッカンドルー航法。最高。マッカンドルー航宙記 (創元SF文庫)作者: チャールズ・シェフィールド,酒井昭伸出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1991/05/02メディア: 文…

覚えているだろうか?

これをお読みの諸氏は覚えているだろうか? 2年前の2003年8月末、有史以来最大と言われた火星の大接近を。ご存知だろうか? 火星と地球の会合周期が平均して約二年二ヵ月だということを。そしてお気づきだろうか? まもなくその二年二ヵ月が過ぎようとしている…

GungHo の画像が気になる

http://www.gungho.jp/entertainment/event/tgs2005/index.html?ref=RO GungHo の上記URIに用いられている画像、どう見てもISS(国際宇宙ステーション)の完成予想図を左右反転して描かれてるよな。左右反転されているおかげで日本の実験棟「きぼう」を意図的…

ついに!!

http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/09/12/004.html 動き出したぞ、LiftPortが… LiftPort Group - Home

1998SF36"Itokawa"とランデヴー中の「はやぶさ」(MUSES-C)についての詳細報告

http://www.jaxa.jp/press/2005/09/20050914_sac_hayabusa.pdf さて、うまくいってくれればいいが…

さらば「ようこう」

太陽X線観測衛星「ようこう」(SOLAR-A)。 これまで多大な功績を挙げてきたこの観測衛星だが、咲耶ついに軌道上寿命を全うし、南アジア上空にて大気圏再突入後に燃え尽き、その構成物質は地球に帰ってきた。さらば。貴重な観測データをありがとう。 JAXA|太…

到達。

てか、今朝到達したとのこと。何がって… http://www.isas.jaxa.jp/j/snews/2005/0912.shtml 「はやぶさ」は現在20[km]の位置にあり、相対速度0.25[mm/s]で太陽の軌道に乗っている。# ちなみに、olwm なのか OpenWindowなのか…

A.C.クラーク「神の鉄槌」/Arthur C. Clarke "THE HAMMER OF GOD"

ktcy氏の日記でちょっとだけ紹介したら久々に読みたくなったので再読開始。 実はクラークの作品中では、「楽園の泉/THE FOUNTAINS OF PARADISE」と並んで推薦する作品。ハードSFってのはこんなにもエキサイティングになりうるのだということを教えてくれる。…

天の神々たち

会社帰りに衝動買い。ビヨンド作者: マイケル・ベンソン,檜垣嗣子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/12/22メディア: 大型本購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (27件) を見る序文をクラーク先生が書いていたりして最高。たまらん。

【読了】野尻抱介「太陽の簒奪者」

太陽の簒奪者 (ハヤカワJA)作者: 野尻抱介出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/03/24メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 131回この商品を含むブログ (168件) を見る読了。人類とは異なる形態を持つ地球外知性とのファーストコンタクトSF。ただ、ファース…

野尻抱介「太陽の簒奪者」

私がSFを読む場合は大抵海外作家の作品ばかりで、実の所国内作家の作品にあまり目を向けていなかったんだが(神林長平ぐらいか?)、たまには国内作家の作品も読んでみるべきだろうと、以前から気になっていた「太陽の簒奪者」を会社帰りに購入…まぁ、上記の「…

1998SF36 "Itokawa"

「はやぶさ」による小惑星イトカワの撮影成功について(JAXA) http://www.jaxa.jp/press/2005/08/20050815_hayabusa_j.html 旧宇宙研時代から引き継がれている、小惑星サンプルリターン計画「はやぶさ」(MUSES-C)から、徐々に近付きつつある目標の小惑星「イ…

宇宙に行くならどっち?

ふと考えてみた。あなたの身の回りにいる人にこんな質問をぶつけてみよう。 「宇宙にいくなら、どっちに乗って行きたい?」 (1) アメリカのスペースシャトル (2) ロシアのソユーズ さらに、言葉面を変えて全く同じ質問をしてみよう。どう答えが変わるだろう? …