SCIENCE

アメリカ人的にはそういう認識なのか…?

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070109k0000e030072000c.html …こういう使われ方の裏には「惑星が dwarf planet より格上」という捉え方が根底にあるわけだが、天文学上で天体を分類する用語が指す対象に格上も格下もあるかボケ! それ…

んで、面白いことに気がついた

上記で書いたグレゴリオ暦と地球軌道近日点の話なんだが… グレゴリウス13世がグレゴリオ暦を制定したのが1582年 ヨハネス・ケプラーがケプラーの第一/第二法則を発表したのが1609年 というわけで、グレゴリオ暦制定の段階ではまだ惑星が楕円軌道を描いて公転…

季節の風物詩

この時期ならではのものを買ってきた。理科年表 平成19年作者: 国立天文台出版社/メーカー: 丸善発売日: 2006/11/25メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (10件) を見る今年の変更点で分かり易いところでは、やはり冥王星の件だな。国立天文台…

身近な化学

ここ暫く自宅で料理などしている余裕が無かったが、昨日久しぶりに中華鍋を見たところ、表面に赤錆が浮いていた。 派手な錆を金属束子で落とし、あとは薄く油をしいて野菜屑を炒めたところ、それらの赤錆は消え失せた。 大部分は摩滅により除去されたと思わ…

脳を活性化させるには糖分が必要だ。

栄養学的に考えて脳というのは、血液によって運ばれる酸素のほかにはブドウ糖のみを養分として受け取る非常に贅沢な器官だ。脳は糖分を備蓄することができないので、絶えず補給しなければならない。 そんなわけで、頭脳労働の際には糖分を摂取するというのが…

あ、そういえば見るの忘れてた

今年はジャコビニ流星群が活発だったという話。 …アストロ球団じゃないからな。

そうこうしているうちに…

ダブルタイフーンは台風ではなくなってしまった模様。

ダブルタイフーン 命のベルト

力と技の風車が回っているわけではないが、16号と17号が来ている模様。 http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/typhoon/typhc.html 注)上記リンクは時間が経つと意図した内容から変わっていることが考えられます。 さて、台風ときたらコリオリの力を真っ先…

とか思ってたら…

上記記事へのコメント …こんな人までいたのかw まぁ物理の基礎からやりなおしてくれ。 いや、物理というよりは小中学校の理科レベルなんだが。 わからん人には、 船が水に浮くのと気球や飛行船が浮きあがるのは基本的に同じ原理に基づいている というヒント…

そんなに知られてなかったのか?

火星到着後2年8ヶ月を超えて活動を続ける探査車Opportunity | スラド 「火星には大気があるってことですよね?」 というコメントを見て、 「えっ? 火星に大気があるってことはそんなに知られてなかったのか?」 とびっくりした。 バイキング1号による探査の…

そんなわけで…

一応昨夜書いたとおり、ようやく現代における「惑星」の定義が議決されたわけだが。 この議決を行った「国際天文学連合総会」ってどんな集まりかといえば、天文学上の分類や定義、認識に関して、国際的なコンセンサスを得るための役割を果たしている、という…

あー…そろそろ書いておくか。

まぁなんというか、例の惑星の話ね。 経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版 天文学者の間には「惑星の定義は不要」との声すらあり、「修正案は原案より支持は多いが、採択されるかはわからない」(総会に参加している国立天文台の渡部潤一助教授…

そして定義確定。

そんなわけで、IAU総会による決議が出た。 国立天文台 アストロ・トピックスによれば、下記の通り。 決議 国際天文学連合はここに、我々の太陽系に属する惑星及びその他の天体に対して、衛星を除き、以下の3つの明確な種別を定義する: 太陽系の惑星(注1)と…

強いブタは弱いブタから搾取できない。

R.ドーキンスの本にも出ていたが、イギリスの心理学者によるブタを使った有名な実験がある。 一つの檻に、強いブタと弱いブタを一匹ずつ入れる。 檻の一端には餌が出てくる口がある。 餌が出る口の反対側にブタが押せるように設計されたボタンがついている。…

善悪は科学や技術ではなく、人にこそある。

今日が何の日であるかは説明不要だ。いや、説明は不要でなければならない。 忘れていたという人も、朝からNHKあたりを見ていれば否が応にもわかっただろう。 今日は、科学や技術に携わる者が忘れてはいけない大切な日だ。 あらゆる知識と技術の産物は、使う…

改札を通って発電

改札通るだけで発電 JR東日本実験 slashdot.jpあたりを見ていると、結構頭の悪い輩が難癖をつけている。 エネルギーを取り出す以上、普通に歩くよりエネルギーを消費させられるというのがその論拠らしいが… 圧電素子の上を歩くのは土や芝生の上を歩くより…

続・囚人のジレンマ

昨夜遅くから今朝方にかけて「囚人のジレンマ」を元ネタにした遊びを考えてみたわけだが、元ネタの「囚人のジレンマ」問題は対人関係から国家関係にいたるまで応用できる考え方だ。 対人関係や国家関係といった「1対多」の関係は「1対1」の関係の集合であ…

囚人のジレンマ

ゲーム理論の有名な問題で「囚人のジレンマ」というものがある。 詳細の説明は面倒なので下記参照。 囚人のジレンマ - Wikipedia これを遊びにしてみるのはどうだろう?二人で互いに共犯者となり、自白か黙秘かを相手に見えないように書いて伏せ、同時にオー…

さらばΜ-Ⅴ

http://www.kahoku.co.jp/news/2006/07/2006072001004686.htm 三機関が統合されてJAXAが発足する以前、宇宙科学研究所(ISAS)によって開発、運用されてきた、世界最大級の多段式固体燃料ロケット「Μ-Ⅴ」*1が、今年を限りに廃止されるとのこと。 …とはいっても…

しかし、なんだ。

半島北の連中はまだ撃ってくるみたいだが、非対称ジメチルヒドラジンとか四酸化二窒素みたいな毒性の強い推進剤を使うロケットをガンガンと日本海に放り込むのはやめて欲しい…

7発目が撃たれたそうな。

こういうことを言うと利敵行為とか言われそうだが… 一段目をノドン一発じゃなくてノドン五発ぐらい束ねるって発想は無いのか、北朝鮮には? 折角昔の宗主国であるソビエト連邦がいいお手本を見せてくれてたのにな。*1 で、さっきも出したこいつだが、良く見た…

まぁ、一応書いておこうか、テポドン。

…といっても、政治的な話をするつもりは毛頭なかったりする。 そういうのは放っておいても、他の人たちがうんざりするぐらいやってくれるだろうからね。「自分の主張はないんか」といううるさい人には、 「私は、ロケット技術の軍事利用には反対だ」 と一貫…

いや、それミサイルだから。

http://www.asahi.com/international/update/0619/016.html 注入された燃料は、時間がたつと酸化など変質が進んで使用できなくなる。期限は最短で3日とされるが、旧ソ連の技術が移転していれば数カ月もつともいわれる。また、時間とともにミサイル本体も腐…

テポドン2

http://www.asahi.com/international/update/0617/006.html んー…「燃料注入」ってことは、液体燃料ロケットってことだよな。 固体燃料グレインなら「ミサイル燃料のタンク」はいらんわけで。普通ミサイルには液体燃料はあんまり使われんと思っていたが…まぁ…

いろもの度

http://www.asahi-net.or.jp/~ft1t-ocai/jgk/Jgk/Public/Color/color-00-sub.html …最後の「いろもの度を求める公式」に用いられる諸変数が一番のネタだなw

ん、これは面白い。

面白かったので、fslasht氏の日記より、パクリのパクリネタw 遊び方 画像の上からマウスポインタをどけて、真ん中の黒い点を30秒間見つめます。 黒い点を凝視したまま、マウスポインタを画像の上に動かします すると視点を動かすまでの間、白黒だったはずの…

酒井邦嘉「科学者という仕事 独創性はどのように生まれるか」

科学者という仕事―独創性はどのように生まれるか (中公新書 (1843))作者: 酒井邦嘉出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/04/01メディア: 新書購入: 15人 クリック: 189回この商品を含むブログ (93件) を見る序盤を読んだ限りは、これは非常に良い本。 …

リチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」(増補新装版) / Richard Dawkins's "THE SELFISH GENE"

増補新装版が出ていたので購入。旧版はもちろん持ってるんだけどな。" title="利己的な遺伝子 ">利己的な遺伝子 作者: リチャード・ドーキンス,日高敏隆,岸由二,羽田節子,垂水雄二出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2006/05/01メディア: 単行本購入: 27…

♪スペードダイ〜ヤ(ヘィヘィヘヘィ)

♪ハァートにクラァブ(ヘィヘィヘヘィ) …とか、「ジャッカー電撃隊」の話ではなく、トランプ*1の話。今日、六本木ヒルズの有隣堂にて、海外製のプレイングカードやタロットを集めたイベント的な売り方をしていたので、その中でも自分の趣味に合ったものを3組…

ジェフリー・A・ランディス「火星縦断」/Geoffrey A.Landis's"MARS CROSSING"

火星縦断 (ハヤカワ文庫SF)作者: ジェフリー・A.ランディス,Geoffrey A. Landis,小野田和子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/05/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (74件) を見る新刊が火星ネタだったので購入。 やはり、…